車検の時期が近づいたらどうしますか??
大前提として車のメンテナンスにはお金がかかります。なので車検というきっかけにしっかりとメンテナンスをしてもらいたいな。と筆者は考えています。
でも、思わぬ出費が重なって車検の時にあまり予算がない ってなるとメンテナンスを車検と一緒にすることは難しいですよね~
逆に言うと、車検の前後にメンテナンスだけやってしまって車検は車検だけやってもいいんです。
※保安部品に関する部分に不具合がある場合は必ず修理が必要です。
車検を最高に安く済ませるには自分で陸運局に持って行って車検を通す!
一般的にはユーザー車検って言われています。
今回は そのユーザー車検のやり方 について簡単に解説してみます!
まずは最寄りの陸運支局に車検の予約をする
とりあえず最寄りの陸運支局に予約してみましょう!
乗用車と軽自動車で予約窓口が違いますので下記を参照にまずは予約してください。
予約するにはユーザー登録する必要がありますので、新規アカウントの作成を行い予約を行ってください。
乗用車ユーザー車検予約ログイン
車検当日までに準備しておく書類は?
車検の予約をしたら事前に下記の書類を準備しておきましょう!
・自動車検査証
・自賠責保険(現在加入している自賠責保険)
・納税証明書
※印鑑は認印(朱肉をつけて押すタイプ)を一つ準備してください。
車検証入れに 車検証と自賠責保険 は入っていると思います。
納税証明書は5月ごろに支払った自動車税の支払い証明が必要です。
納税証明は電子化されている都道府県も多いので各都道府県のホームページで確認してください。電子化されている地域なら支払っていれば提示は不要です。
あとは新しい自賠責が必要になりますが自賠責は陸運支局の近くや支局内に発行してくれる事務所が多数ありますので車検当日にそこで新しい自賠責を発行してもらいましょう。
自分で車検する場合 車両の確認はどうすればいいか??
あとは車検当日に車両の確認をしましょう!
車検っていうと何やら大変そうに思えますが、一定の基準さえ満たしていれば車検は合格するんです。
<ここさえ押さえれば車検は合格する>
- サイドスリップ
- ヘッドライト光軸/光量
- CO/HC濃度
- 灯火類に切れがないか
- 発煙筒の積載
- 下回りにブーツの破れがないか 著しいオイル漏れないか
- 警告灯などの点灯
まぁよっぽと古い車じゃなければこれだけ押さえてもらえれば車検は通ります。たぶんほとんど 笑
でも、ヘッドライトの光軸なんて自分じゃどうしようもないですよね。
ではどうすればいいんでしょうか?
車検は自宅の近くの陸運支局に持っていけばいいんですが、陸運支局の近くにはほとんどと言っていいほど テストセンター っていうものがあります。インターネットで調べてもらえればすぐわかります。
テストセンターは車検の事前点検と調整をやってくれる民間の会社です。
テストセンターに行くと ヘッドライト CO/HC 灯火類 サイドスリップ ブレーキ制動力 下回りの確認 を大体3000円くらいで調整までやってくれます。もしも下回りのブーツに不備があってもほとんどその場で修理してくれます。もちろん別料金ですが。
つまり、車検にもっていく前にテストセンターに行けば検査ラインは合格したも同然ということなんですよね~
これで車検前の車輛の確認は完璧!
車検当日の準備
車検当日、陸運局に行く前に テストセンター で車両の確認/調整をしてもらったら陸運局に行きましょう!
陸運局についたらまずは書類の準備です。事前に準備しておいた書類3点と認印以外に必要な書類があります。
- 自動車重量税納付書
- 自動車検査票
- 継続検査申請書
- 点検整備記録簿
いずれも陸運支局横などにある陸運協会などで購入できます。
窓口で ユーザー車検書類一式ほしい って言ったら購入できます。
用紙を購入したら必要部分を記入し
・重量税納付
・新しい自賠責の発行
・印紙代納付
を済ませましょう。もしも不明な点があれば協会の人に聞けば優しく教えてくれますよ。まれに優しくない場合もありますが(笑)
点検整備記録簿ですが、ブレーキの点検項目なども含まれています。もちろん自分で整備も点検もできないと思います。
あくまでユーザー車検ですので、自己責任の元でチェック項目にレ点を入れましょう。
あとは ホイルキャップが付いてる車はホイルキャップを外しておく を忘れないでください!
ユーザー車検窓口で受け付けを済ませましょう~
すべての書類が整ったら陸運支局の建物に行きユーザー車検の受付をしましょう!
インターネットで予約した受付時間を守ってくださいね!繁忙期だと受付時間を過ぎると受付してくれない場合もありますので!
初めての場合、検査ラインの動きのDVDを見てください と言われます。
ユーザー車検に初めて行く方は絶対に見ておいてください!
検査ラインって年間で結構事故があるんです。
単純にやり方を説明するだけではなくこういうことに注意してください ってことも含まれますので必ず見ましょう。
あとそれでも不安だと検査ラインは見学できますので一度見てみるのもいいでしょうね。
ユーチューブなどで予備学習しておくのもいいかもしれません。
ただ、一回やってみれば ああ、こんなもんか って内容ですので!笑
これだけは理解してユーザー車検に挑戦してほしい!
大前提として筆者はユーザー車検を推奨していません!今回は お金がない場合の対策 として記事にしました。
なぜ、ユーザー車検を推奨しないのか?それは車は 年数と距離相応に劣化する からです。
正直、一昔前の車よりも今の車は故障も少なくなりました。
しかし、消耗品もあるし劣化もあります。それはどんな高級車でも同じです。
車のことを熟知している人ならまだ良いですが、車のことをほとんど判らないユーザーが安く済むからってずっとユーザー車検を利用していたら・・・そんな恐ろしい事はありません。だって車って軽自動車でも1tくらいあります。
それがある日ブレーキが利かなくなったら??機械なので そんなこと絶対にない とは言えません。
なので、未然に防げることは未然に防ぐために定期的に点検・整備しておかなければならないのです。
(参照記事)車の法定12ヵ月点検はやらなきゃいけない?
自動車の点検・整備
道路運送車両法において、自動車の保守管理責任はユーザー自身にあることが定められており、自動車ユーザーには、日常点検と定期点検が義務付けられています。ユーザーは日常的なチェックを怠ることなく、自動車の安全の確保、公害の防止に努められなければなりません。(自動車技術機構HP 抜粋)
まぁそうは言ってもお金がないときは仕方がないです。
取り合えず車検はユーザー車検で何とかして 早めに点検 に出すようしましょうね!