クリスタルキーパーとピュアキーパー。
どちらもコーティングというカテゴリーですが値段が全然違います。
これから年末に向かって車をきれいにしようって人は増えると思います。
店員さんに相談すると ツヤもいいし耐久力も一年と長め なのでお勧めしてくるのはクリスタルキーパーが多いでしょう。
では、どちらがいいのでしょうか?
クリスタルキーパーとピュアキーパーの違い
クリスタルキーパーはガラス質のコーティングです。
1層目にガラス質のコーティングを定着させます。
そしてガラス質のコーティングの上にレジン被膜を定着させます。
ガラス質のコーティングだけだと水のミネラル成分が引っ付きやすく水シミの原因になるんですね。
↑これが水シミです。これが厄介で塗装面に引っ付くと簡単には取れません。
ガラス質のコーティングは耐久力があるのでコーティングサイクルは1年ごとです。
ピュアキーパーはポリマー質のコーティングです。
ピュアキーパーはクリスタルキーパーと違い一層のコーティングですが、ポリマーは水シミが付きにくいんです。
ポリマーは重ねてコーティングすることでコーティング自体に厚みを持たせることができるんですが、ガラス質のコーティングと違い耐久力が短いんです。
ピュアキーパーのコーティングサイクルは3か月ごとです。
クリスタルキーパーとピュアキーパーの価格の違い
コーティングの質と耐久力の違いがわかったところで次は価格の違いを見てみましょう。
これがクリスタルキーパーの価格。
そしてこちらがピュアキーパーの価格。
とりあえずSサイズで比較すると
クリスタルキーパーが18300円
ピュアキーパーが6000円
そうですね。約3倍の価格差。
耐久力が3か月のピュアキーパーを12月に施工すると、翌年3月→6月→9月 で、また12月がやってきます。
つまり年に4回施工しなければならないので年間コストは
6000円 × 4回 = 24,000円 となるんですね。
1年間のコストで考えるとクリスタルキーパーの方がお得になります。
施工するボディーの状態で比較
なんとなくクリスタルキーパーの方がお得感があるような感じですが、コーティングを施工する場合に一番重要なのは施工する車のボディーの状態です。
クリスタルキーパーのガラス被膜は非常に微粒子なのでほとんどのボディーにマッチし定着します。
ですので予算が合うのであればクリスタルキーパーがお勧めです。
しかし、正直なところ例外があります。
ソリッド色で色が褪せている塗装面のボディー。
色が白などでボディーを手で触ると少しボディーの色が手につくような状態の車。
こういう車はクリスタルキーパーよりも ピュアキーパーで塗装面を整えつやを出す ことが最適です。
ピュアキーパーが繰り返すほどコーティング被膜が厚くなります。
ですので、コーティングサイクルは短いですが、しっかりとメンテナンスすればまだまだキレイな状態を保ってあげることができるんです。
お店は売り手なので少しでも高いものをお客様に買っていただきたいのが心情でしょう。
それは商売なので仕方ありません。
しかし、高いコーティングだから絶対になんでも良いってことでもありませんので注文する時にはしっかりと店員さんにボディーの状態を確認してもらってから決めましょうね。
キーパーコーティングを少しでもお得に施工するには
最後に、キーパーコーティングを少しでもお得にするならこちらのクーポンをご利用ください。
キーパープロショップのほとんどの店舗で使用できますが、一応確認してください。
※ピュアキーパーは新車割りは適応されませんのでご注意ください。
さらにお得にコーティングをするなら 年末(12月)にコーティングすることがおすすめです。
理由は どこのガソリンスタンドも年末には1年で一番コーティングの割引を行うから です。
割引率は運営会社によって違いますが、多いところだと30%くらいの割引を提示するところもあります。
気になるようでしたら一度店舗に問い合わせてみてください。
おそらく、というか絶対(笑)割引があるはずですので。
そして、12月に施工するならいつが良いかって話なんですが、ガソリンスタンドは12月27日くらいからやたらと忙しくなります。
年末に車を洗ってほしい。
きれいにしておきたいって思う人がほとんどかもしれませんが、正直この時期はお勧めできません。
バタバタとしている中でしっかりといつも通りコーティングできるか?
いや。しっかりとやっているところもありますが、そういう環境じゃないところもあります。
12月末は避けて、できれば中旬くらいまでにコーティングだけは済ませておきましょう。
ガソリンスタンドにとって12月27日くらいまでは通常月と変わりませんので施工もしっかりとやってもらえますから。