車の法定点検。
そもそもやらなきゃいけないんでしょうか??
そんな法定点検の意味と実施方法を簡単にまとめてみました!

 

 icon-comment-o そもそも法定点検って何なんでしょうか?

国産車ならフロントガラスの左上に丸いステッカー(ダイヤルステッカーといいます)が貼ってありますよね。
これが 法定点検を実施している証 です。

法定点検は道路運送車両法で次のように定められています。

自動車の使用者は、自動車の点検をし、および必要に応じ整備をすることにより、当該自動車を保安基準に適合するように維持しなければならない
~道路運送車両法 第四章 第四十七条~

はいそうです。法定点検は使用者の義務であり、実施することが法律で決められているんですよね。
ただ、法定点検を実施しないからと言って罰則はありません。

ちなみに保安基準とは

車の構造及び装置が備えるべき保安上 または 公害防止のための技術上最低限の基準を定めた国土交通省令

なんです。つまり法定点検は 使用者が安全でかつ公害を防止するため行わなければいけない点検 なんです。



 icon-comment-o 法定点検はどこでやるのか?

法定点検は 自動車ディーラー 整備工場 認証工場付きガソリンスタンド などで実施できます。

法定点検の種類は乗用車であば
・法定12か月点検
・法定24か月点検
の2種類があります。

法定24か月点検は車検時に行う点検です。
法定12か月点検は車検から1年後に実施する点検ですね。

車検と一緒に実施する24か月点検の方が点検項目が多くなっています。車検の時の方が細かく点検するということですね。

 icon-comment-o まとめ

法定点検はなんとなくやらなきゃいけない ってことはご理解いただけたかと思います。
ネットなんかで見ているとやる必要はないって意見もあるようですが、結局、何らかの異常や摩耗は定期的に点検しないと発見できません。確かに今の車は故障も少ないかもしれませんがそれでも摩耗も劣化もするんですよね。

結論としては 点検はやらないよりはやった方がいい ということです。