最近の車のヘッドライトはデザイン性を重視していますので樹脂で形成されています。
ですので、紫外線で表面が劣化し黄色っぽくなってきます。
車によってはヘッドライトの表面がガサガサになったりするものもあるんですね。

そんなヘッドライトの黄ばみの原因と自分でもできる解決方法を簡単にまとめました。

 icon-comment-o 黄ばみの原因って何?

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昔の車のヘッドライトは ガラス でできていました。
ガラスは重量が重くデザイン性の高い形成ができないため、今はポリカーボネートという素材を使っています。

ポリカーボネートはガラスに比べて軽く、形成も容易なのですが 紫外線に弱い という特徴があります。

そうなんです。黄ばみの原因のほとんどは 紫外線 によるものなんですね。
もちろんメーカーもヘッドライトの黄ばみ対策をしていない訳ではありません。
ヘッドライトカバーをクリアコートでコーティングしておくことでヘッドライト表面の劣化を防いでいるんですが、これも無敵ではなく徐々にコーティング自体が劣化していきます。

だいたい3年くらいで表面の劣化が始まります。
紫外線が当たりやすいヘッドライトの上側から劣化が始まり黄色っぽくなります。

このまま数年すると全体が黄色っぽくなりすごく古臭い車に見えちゃいます。
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icon-comment-o 黄ばみの対応は?

ディーラーさんにヘッドライトのことを相談すると 交換 と言われるケースが多いようです。

交換だったら片方だけで30,000円くらいします。輸入車だったら倍くらい。
あまり現実的ではないですよね。結局あきらめている人が多いんです。

まだ黄ばみが出ていないならヘッドライトにコーティングをしましょう。
コーティングをしておくことで紫外線によってダメージを受けにくくなります。
コーティングと言っても難しくありません。ガラス系コーティングを塗って拭くだけなんです。

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ケミカルを付属のスポンジでヘッドライトに塗り広げ、付属のダイヤクロスで拭くだけなんです。
これだけで紫外線からヘッドライトを守ることができるのできれいなうちにせこうしておくのがお勧めですね。

もうすでに黄ばんでしまったヘッドライトでも安心してください。

黄ばんだヘッドライトのほとんどはきれいになります。
簡単に作業工程を解説します。

黄ばんだヘッドライトは表面の劣化したコーティングポリカーボネートを削り落とさなければなりません。

(ヘッドライトの黄ばみをきれいにする工程)
最初は2000番の耐水ペーパーで表面を水研ぎします。
※ヘッドライトの周りはしっかりとマスキングテープで保護してください。
しっかりと水に濡らしながら表面を削ると 黄色い粉 が出てきます。
これが劣化したコーティング剤とポリカーボネートです。
黄色い粉が白い粉になるまでしっかりと削ります。この時点でヘッドライトはかなり白っぽい状態になっています。次に3000番くらいのもっと細かい耐水ペーパーで水研ぎします。
この時点でも少し黄色い粉が出ると思いますが、磨いている抵抗がなくなるまでしっかりと磨きます。この作業が終わるとヘッドライトは少し透明度が戻ります。次はコンパウンドで磨きます。ポリッシャーがあればいいですが根気があれば手でも何とかできます。
素早くゴシゴシと表面を磨きます。この作業が終われば、かなり透明なヘッドライトになっています。
最終仕上げで極細コンパウンドがあればなおいいです。そして、研ぎ粉を拭き取れば後はガラス系のコーティングをヘッドライト表面に塗ってあげれば完成です。

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icon-comment-o まとめ

ヘッドライトをきれいにすることは簡単ではありません。
インターネットなどで簡単にきれいにするツールが売られていますが、簡単にきれいになるものに限ってすぐに黄色くなります。

結局、劣化している部分をしっかりと削ぎ落とさないと意味がないからです。

キーパーコーティングを扱っているお店に行くと ヘッドライトクリーニング&プロテクト という商品を8020円で施工できます。作業時間は40分くらい。状態にもよりますが大体新品くらいきれいになりますよ。

自分で作業するにしても色々と道具をそろえる必要もありますし、時間も労力もかかります。
少しお金はかかりますが、プロに任せるっていうのもひとつ手かもしれませんね~?